2014年4月17日(木)  19:30-21:00
            受難聖餐洗足祈り会  

イエスキリストの受難週に洗足祈り会が行われました。
今回は14名参加で、聖書の十字架の箇所を交読後、聖餐式を受けてから、洗足式がおこなわれました。
イエス様の十字架への道と私たちへの愛を覚え、厳粛で、温かい時となりました。

「イエスの足跡に従う」 (アーノルド・スナイダー著) より
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さらに、弟子の足を洗うという行為に対する主ご自身の説明が、アナバプティストの霊性の中心となった。
それは謙遜と奉仕と愛の霊性の、具体的で目に見える実例だった。

「主であり師であるこのわたしが、あなたがたの足を洗ったのですから、あなたがたもまた互いに足を洗い合うべきです。」
(ヨハネ13:14)

ここに、イエスが命じられた「明け渡し」の目に見えるしるしがある。
ゆえに会員は互いに仕えるという約束に基づいて、目に見えるかたちで互いにへりくだる。
このように、外なる儀式と本当に変えられた内なる性質が結びつくことで、イエスの足跡に従っていけるのである。
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アナバプティストの理解によると、この外なる儀式が指し示す本質は、キリストの霊においてのみ見いだされうるものであり、
信者の心に目に見えないかたちで結びつき、彼らの生活に目に見えるかたちで働くという。
キリストのご性格と新生した信者に共通する特徴である謙遜に仕える姿勢は、このように洗足という目に見える行為において
象徴的に思い起こされ、繰り返し実践され、推進されたのである。
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 私たちBICの教団の特徴はロゴにも表現されているように十字架による平和(はと)と洗足(タオルと洗足鉢)です。
そのしもべとしてのこころを体験するために毎年受難週の木曜日にはこのように洗足式をおこなっています。